お知らせ

2022/01/31

がん細胞の攻撃の主役はNK細胞

前回私は、がん細胞というのは自然死(アポトーシス)ができなくなった細胞で、

際限なく増殖してしまい、その組織の正常な活動を不可能にしてしまう細胞だと言いました。

がん細胞は毎日、数千個もできるのですが、私たちの免疫システムのお蔭で、がんを発症しないで済むわけです。

このがんに対しての免疫システムの主役がNK細胞(ナチュラルキラー細胞)と言われるものです。

白血球は外から侵入してくる細菌やウィルスを退治してくれるので発病しないのですが、

がん細胞というのは、これらの外敵とはちょっと性質が違うのです。

なぜなら、がん細胞は元々私たちの正常な細胞なので、外から来る病原菌とは根本的に違うのです。

だからそれが敵かどうかの見分けが難しいわけです。

そこで活躍するのがNK細胞で、正常細胞とがん細胞を見分けることができ、がん細胞を攻撃するのです。

しかしNK細胞は歳とともに減る傾向にあり、

またストレスによって、この細胞の活性が損なわれてしまうので、

がんは歳をとるにつれて、またストレスにさらされると増えるという事実も、

このNK細胞との関係で理論的に説明できるわけです。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
中島克己の気功サロン
https://kikoh-salon.com
住所:新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002号室
TEL:045-383-1741
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2022/01/29

細胞死とがん細胞

私たちの体は日々変化しています。

人体は約60兆の細胞で構成されていますが、

その細胞は新陳代謝を日々繰り返しているのです。

だから厳密に言えば、昨日の私と今日の私は肉体的に全く同じではありません。

細胞も古くなれば老化し劣化してしまいます。

したがって古くなった細胞は死に、新しく生まれた細胞がそれにとって代わるわけです。

この細胞死は自然死であり、アポトーシスと言われています。

アポトーシスがあるから、新陳代謝が進むわけです。

ちなみに細胞死にはネクローシスと言われるものがあります。

これはアポトーシスが自然死であるのに対し事故死のようなもので、

大怪我をしたり火傷したりすれば、その部分の細胞は壊死してしまいます。

この時は人体の再生能力が発揮され、新たな細胞が生まれて、壊死した部分を修復していくのです。

さて、それではがん細胞というのは、どんな細胞なのでしょうか?

実はがん細胞とは、そのDNAが傷つき、アポトーシスができなくなった細胞なのです。

だから際限なく増殖してしまい、本来のあるべき生理活動のシステムを破壊してしまうのです。

がん細胞は毎日2000~3000個も生まれていると言いますが、

私たちの白血球がそれらを退治しているので、がんにならないわけです。

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
中島克己の気功サロン
https://kikoh-salon.com
住所:新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002号室
TEL:045-383-1741
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2022/01/27

ヒトの再生能力(4)

ヒトに限りませんが、人体と同じように胃のある動物において共通する疑問があります。

それは、食物を消化するために分泌される胃酸は、塩酸に近い強酸性であるのに、

どうして胃はこの強酸に耐えられるのか、という疑問です。

ここにも細胞の再生があり、これを再生能力の一つと言ってもいいでしょう。

胃は強い酸に対して巧みなバリア構造をつくっています。

胃は大量の食べ物を消化しても損傷しないよう、細胞周辺がコラーゲンなどの細胞間物質で補われています。

コラーゲンは胃酸で分解されることはありません。

また胃壁を構成する細胞は新陳代謝が活発で、常に新しい細胞に置き換わっています。

その他、胃壁を保護する胃粘液が常に分泌されていて、胃を保護しているのです。

しかしストレスで、自律神経の交感神経が優位な状態が続くと、

これらの胃を強酸から守るシステムが支障をきたし、胃潰瘍や胃がんになってしまうリスクが増えるのです。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
中島克己の気功サロン
https://kikoh-salon.com
住所:新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002号室
TEL:045-383-1741
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2022/01/25

ヒトの再生能力(3)

ヒトはこの地球上で最も進化した生物と言えるでしょう。

その卓越した脳の力で、色々なものを発明発見し、科学技術を進化させてきました。

ヒト以外の生物は、本来遺伝的に持っている再生能力だけを使ってきましたが、

ヒトはその他に、進化した科学技術によって人体の再生能力を高めようとしています。

その切り札となるのがIPS細胞です。

IPS細胞とは、色々な臓器や骨、筋肉、血管、神経、皮膚などになる元の細胞のことで、

2012年に京都大学の山中伸弥教授らによって人工的に作られたのです。

この功績により山中教授にノーベル賞が贈られたことはご存知でしょう。

IPS細胞は再生医療だけでなく、難病の治療薬の開発にも貢献するでしょう。

この細胞は、神経や骨、皮膚、筋肉、さまざまな臓器の細胞に作り替えられるし、

それを自分の皮膚などの細胞を元に作るので、移植した時の拒否反応も出ないのです。

現在は加齢黄斑変性という難病において、目の網膜の中心の黄斑の細胞移植が行なわれたり、

パーキンソン病の治療で、ドーパミンを出す神経細胞の移植に成功していますが、

これからもっと再生医療の現場で活躍することでしょう。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
中島克己の気功サロン
https://kikoh-salon.com
住所:新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002号室
TEL:045-383-1741
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2022/01/22

ヒトの再生能力(2)

私たち人類は、プラナリアやトカゲなどに比べて再生能力は著しく劣っているように見えますが、

運動や思考、記憶、感覚等の中枢である脳はそれなりの再生能力を持っています。

脳は白い豆腐のように見えますが、たくさんの神経細胞が多くの軸索を伸ばし、

他の神経細胞とのネットワークを作っているのです。

神経細胞の数は大脳皮質だけで約140億個、脳全体では1000億個とも言われています。

ここに脳の可塑性や柔軟性が隠されているのです。

人体には色々な臓器があります。

心臓や肺、肝臓、腎臓、胃、腸などです。

しかしこれらの臓器には可塑性はなく、それぞれの働きは特定されているのです。

心臓には心臓の、肺には肺の決まった働きがあるわけで、

心臓の働きが弱ったからと言って、肺や肝臓がその働きを代用することはできません。

脳も部位によって、その働きは特定されています。

視覚や聴覚などの感覚、運動、言語、思考、感情、記憶などは脳の特定された部位に存在しています。

また大脳は左半球(左脳)と右半球(右脳)に分かれていて、

それぞれの機能を分担しているのです。

しかし、脳梗塞などで脳のある部分が侵された時、他の部位がその機能を担うという柔軟性が脳にはあることが分かってきました。

リハビリして脳の機能が回復する根拠はここにあります。

また、目が全く見えなくなった場合も、

耳(聴覚)が鋭くなり、失われた機能をカバーすることも知られています。

このように人体活動の司令塔である脳には、素晴らしい再生能力があるのです。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
中島克己の気功サロン
https://kikoh-salon.com
住所:新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002号室
TEL:045-383-1741
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

気功サロンから人気の講座のご案内や健康情報やお役立ちコラムをご紹介しております

新宿区四谷にあるサロンでは、お知らせページにて講座のご案内や日頃の健康維持や疾病予防に役立つ情報をご紹介しております。
気功師によるコラムも掲載しておりますのでぜひご覧ください。コラムから伝わってくる人柄や考え方などに触れていただければ、当サロンや施術についてご納得いただけ、ご安心いただけるはずです。
気功というと不思議なイメージを持たれたり、特別な世界の話と思われたりする方が少なくありません。ですが、気というのは全ての方に流れる生命エネルギーの1つです。オーバーワークや情報の氾濫、人間関係の難しさなどストレスに囲まれた現代社会において乱れやすい気の流れを整えることで、お体が本来持つ自然治癒力を回復させ、日々の健康維持や疾病予防にお役立ていただけます。