目の病気でよく知られているものに白内障と緑内障があります。
病名は似ていますが、その原因や対処法は全く違います。
症状は似ています。目がかすんだり、まぶしく感じたり(白内障)、
また視野が狭くなったり、見えない部分が出現したり(緑内障)します。
白内障の原因は、目のレンズの役目をする水晶体が曇ってしまうことによります。
緑内障の方は、房水が目の中を正常に循環することで、眼球の形状を保っているのですが、
その房水の流れが阻害され、眼圧が高まることで視神経に障害が起こることが原因です。
眼圧を下げることが大事ですが、正常な眼圧でも発症する人がいます(正常眼圧緑内障)。
このような人は、もともと遺伝的に視神経の弱い人なのでしょう。
失明原因の第1位は緑内障だと言われていますので注意しなければなりません。
さて気功施術の有効性ですが、残念ながら白内障にはあまり気功は効かないと言われています。
しかし緑内障には気功は効果があると言われています。
まず患者をイスに腰かけていただき、施術者は目に指先法(指先から気をレーザー光線のごとく放射する)で行います。
指は1本の場合は中指、2本の場合は中指と人差し指を使います。
この時のイメージは、房水が目から排出するように念じます。
次に手のひらの労宮というツボから気を発し、目全体を温めます。
目を温めることで血液循環が良くなり、自己治癒力が増すからです。
今回は高血圧についてお話しします。
まず、血圧とは動脈が血管壁にかかる圧力のことで、
心臓が収縮した時を上の血圧、拡張した時を下の血圧と言います。
高血圧とは、上が140ミリHG以上、または下が90ミリHG以上の時を言います。
高血圧には、その原因に関し、本態性と二次性があります。
本態性とは、その原因がはっきり分からないもので、体質や生活習慣がその要因です。
体質は遺伝的なものなので、普通の生活をしていても、歳をとれば高血圧になりがちです。
高血圧になる生活習慣は、肥満や塩分の取り過ぎ、運動不足、喫煙、ストレスなどです。
また二次性とは、明らかな病気で血圧が高くなる場合です。
代表的な病気は、腎臓病、糖尿病、ホルモン異常などです。
高血圧になると動脈硬化が進み、脳卒中、心筋梗塞、腎不全などのリスクが増えるので注意が必要です。
(食事の注意点)
1、塩分を控える。2、カリウムは塩分を腎臓から排出させる働きがあるのでカリウムを多く含む食品を食べる
(りんご、バナナ、ほうれん草、アボカド、パセリなど)。
3、DHAやEPAは血管壁を柔らかくする(青魚など)。
高血圧に効くツボは、風池(首の上、頭蓋骨の付け根)、曲池(ひじを曲げた外側)、
足三里(ヒザの外側から下に三寸)、懸鐘(外くるぶしから指4本上)などで、そこを指圧する。
外気功施術では、患者をイスに座らせ、施術者はその横に立ち、
患者自身を海の底へ沈めていくイメージで、両手を徐々に下げていきます。
これを3回繰り返します。
東京四ツ谷にある気功サロンでの外気施術に関し、病気別にそのやり方、病気内容を解説します。
第1回目は頭痛です。
実は、頭痛については外気功が大変良く効くのです。
ただしこの場合の頭痛は、筋肉性、神経性のものです。
目の使い過ぎとか、肩こり、持続的な緊張、ストレスや不眠からくる頭痛です。
また女性の場合は、生理の時に頭痛になる方もいます。
これらの頭痛には気功はとても良く効くのです。
しかし、頭痛の原因が上記のような場合ではないこともあるので注意が必要です。
たとえば脳に問題があることがあります。
脳腫瘍やくも膜下出血、髄膜炎などです。
このような病気が原因の場合は、至急病院に行かなければなりません。
手遅れになると命にかかわるからです。
その他、緑内障や視神経炎、中耳炎などでも頭痛になることがあります。
頭痛についての外気による施術法はーーー
まず患者はイスに腰かけます。
施術者はその横に立ち、両手を患者のおでこと後頭部のそれぞれ5センチくらい離した所に持っていきます。
頭頂の百会から息を吸いながら天の気を入れ、両手から息を吐くとともに出します。
この時、施術者の目の前にスクリーンがあると想像し、それがどんどん明るくなっていくとイメージします。
これを何回も繰り返します。合計で3分位やると良いでしょう。
よく皆様方から最初に質問を受けるのは、外気を受ける時、どんな服装や姿勢で受けるか、ということです。
東京・四ツ谷の気功サロンでやっている全身外気功を受ける際の注意点を述べてみます。
まず服装についてですが、基本的にはどんな物でも構いません。
ただ女性の場合はスカートよりもズボンの方がベターかも知れません。
その方が全身外気功を受けて、どのような状態になるか分からないからです。
人によっては、数は少ないですが、前に倒れてしまうケースもあるのです。
とにかく大切なのは、リラックスできる服装ということです。
外気を受ける姿勢については、基本はイスに浅く腰かけます。
全身外気功の時間は約25分ですが、体調が非常に悪く、その25分腰かけているのが大変な人もいます。
そのような場合は、寝て受けても構いません。
そのための整体用のベッドも用意してあります。
あとはただ目をつぶって、リラックスしているだけです。
体が揺れてきたり(自発動と言う)、眠くなったりしたら、それにお任せすれば良いのです。
体の自然な状態に逆らってはいけません。
逆らうと、肩に力が入って、気の巡りが悪くなるからです。
内気功は自分の体の中に気を取り入れたり、巡らせたりすることで、
自分自身の健康増進、病気治癒を目的としたものです。
内気功には、そのやり方によって、動功、靜功、按功などの種類があります。
今回は、その中の靜功についてお話しします。
靜功は、もっとポピュラーな言い方をすると瞑想のことです。座禅もこの中に入ります。
さて、瞑想の効用とは何でしょうか?
もちろん、上記のように、健康増進などは当然あります。
でも、実は体に関することばかりでなく、心(精神)にも多大な影響力を持っているのです。
皆様は、会社の社長さんなんかがよく瞑想をやるというのはご存知ですか?
彼らは非常にストレスの多い仕事に就いています。
だから時々瞑想をすることによって、ストレスから解放され、バランスの良い生活を送ることができるのです。
また、瞑想中に今悩んでいる問題の解決策やとても良いアイデアが生まれたりするそうです。
これらのメカニズムは以下のように説明できるでしょう。
瞑想とは、次々に頭の中を駆け巡る雑念から、いったん解放され、頭の中を静寂にすることです。
この雑念を顕在意識、頭の静寂化を潜在意識へのアプローチととらえても良いでしょう。
つまり瞑想とは、直接潜在意識につながることなのです。
ユング心理学によれば、潜在意識は私たちを正しい方向に導いてくれる灯台のようなものです。
だから経営者にとって重要な問題解決策やグッドアイデアが、瞑想中に潜在意識からもたらされるのでしょう。
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気功師によるコラムも掲載しておりますのでぜひご覧ください。コラムから伝わってくる人柄や考え方などに触れていただければ、当サロンや施術についてご納得いただけ、ご安心いただけるはずです。
気功というと不思議なイメージを持たれたり、特別な世界の話と思われたりする方が少なくありません。ですが、気というのは全ての方に流れる生命エネルギーの1つです。オーバーワークや情報の氾濫、人間関係の難しさなどストレスに囲まれた現代社会において乱れやすい気の流れを整えることで、お体が本来持つ自然治癒力を回復させ、日々の健康維持や疾病予防にお役立ていただけます。
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