「氣」とは、この世の中にの生命あるもの、及びこの宇宙に充満している生命エネルギーのことを言います。東洋医学では、病気になるというのは、この「氣」(生命エネルギー)が不足したり、巡りが悪くなるために起こると考えられています。気功とは、この「氣」を充足し、またスムースに巡るようにすることで、健康な体をつくっている養成法のことを言います。「氣」をコントロールする方法として、内気功と外気功の二つがあります。
がんの専門家によりますと、私たちの体では、毎日数千個以上のがん細胞が出来ていると言われています。しかし、それががん化しないのは、白血球のマクロファージやNK細胞などが、そのがん細胞を食べているからです。私たちの体には、このような免疫機能があり、侵入してくるウイルスや細菌を退治してくれるのです。気功は、この免疫機能を活性化させることで、病気になりにくい体をつくることを目的としています。
中国の臨床例によりますと、外気功で効果のある疾患は、80種類以上にのぼります。特に更年期障害、自立神失調症、高血圧、喘息や花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー患者、五十肩、肩こり、腰痛、坐骨神経痛、子宮筋腫、各内臓の機能不全や緑内障などに効果があると言われています。
東洋医学では、肥満は心身のバランスが崩れた状態であると考えます。気功を受けると「氣」の流れが正常化し、バランスの崩れを正し、肥満の解消が期待できます。また、ストレスを軽減することにより、新陳代謝が活発になり、脂肪の吸収分解力、排泄力が高まります。外気功を受けると、自然に理想的な体重になっていくのは、このためであると考えられています。また、ただ痩せるだけでなく、キレイにダイエットできると言われています
私たちは、病気というものは医者が治してくれる、薬が治してくれると思いがちですが、本当にそうでしょうか。東洋医学、特に気功を学んできた私は、「自分の病気は自分が治すもの」という考えをもっています。
東洋医学では氣という生命エネルギーが不足したり、めぐりが悪くなると病気になると考えられています。それなら、氣を充足し、めぐりを良くすればいいわけで、その代表的な健康法が気功なのです。
私たちは、自然治癒力というすばらしい力をもっています。大酒飲みでしかもヘビースモーカーの人の肝臓の数値は悪いのが普通ですが、酒とタバコをやめただけでも、その人の数値は良くなります。つまり、私たちの生体は、正常な状態にもどそうとする力を持っているわけです。
これを自然治癒力と呼ぶのですが、東洋医学的考えでは、この自然治癒力を高めることで、「自分の病気は自分で治す」という状態が生まれてくるのです。この自然治癒力を氣と言い替えても、さほど間違いではないでしょう。
さて、気功と病気回復との因果関係ですが、気功師から氣を受けると、受け手の人の体表温度が上がる事が、町好雄東京電気大学教授の実験でわかっています。(町好雄著「氣を科学する」より) 私自身の経験においても外気功を受けた人が、体がポカポカ温かくなったという声をよく耳にします。これは、その人の血液循環が良くなったことを意味します。血液循環が良いということは、健康上とても大切な事です。
気功は心身のバランスを回復させ自然治癒力をアップさせる手段です
新宿区四谷にあるサロンでは、お体に流れる生命エネルギーである気の流れをスムーズにし、乱れた心身のバランスを回復させ、自然治癒力や免疫力アップを図る施術を行っております。