健康になるためには二つのアプローチがあります。病気治療と病気予防です。

皆様は体調が悪くなった時、まずどこへ行きますか？

ちょっとした肩こりや腰痛などでは、なじみのマッサージ店へ行くかも知れません。

でも、もっと全体的な体調悪化（たとえば高熱や咳が出たり、めまいや内臓の痛み、下血など）の場合は、たぶん病院や近くの医院へいくのではないでしょうか。そこで色々な検査をし、それに従った処方をしてくれるわけです。これが病気治療ですね。

一方、健康になるためにはもう一つのアプローチがあります。

それが、病気にならないための先手を打つことーーーつまり予防です。

医療には大きく分けて、西洋医療と東洋医療がありますが、それぞれ特徴を持っています。

西洋医療は、病気の治療という点では大変優れたものを持っています。でも、予防という点ではどうでしょうか。

私は長年気功をやっていますが、病気の予防に関しては東洋医療が優っているように思えてなりません。

病気治療と病気予防ーーー健康のためのこの二つのアプローチは、そのまま西洋医療と東洋医療につながるわけで、この二つをうまく使い分けることが大切だと私は思っています。