最近、「体温を上げれば病気は治る」とか「低体温は万病の元」というようなタイトルの本が書店に並んでいます。

どうして低体温は健康の敵なのでしょうか？

 

実は、体温を測る部位は三つありまして、脇の下、舌下、直腸内です。この順番で体温は高くなり、脇の下と直腸内では約１°Cの開きがあると言われています。

脇の下はバラツキが出やすいし、体温で重要なのは体の中（深部体温）なので、直腸内で測るのが一番良いわけです。

でも、脇の下で測る普通の体温計をお尻の穴に入れないでくださいね（笑）。

 

さて、低体温がなぜ病気の元凶かと言うと、深部体温で３５°Cあたりが一番ガン細胞が活発になるからです。

それに対して、ガンをやっつける免疫細胞はそれよりもっと高温で活性化するのです。

私たちが風邪をひくと高熱が出ることがありますが、あれは細菌やウィルスと免疫細胞が闘うために、体温を上げているからです。

 

気功は体温を上げるための手っ取り早い方法だと私は思っています。

気を受けると体温が上がるーーーこれは東京電機大学の町好雄教授のサーモスタットを使った実験で明らかになっています。

気功サロンで外気功を体験した人の感想も「体がポカポカしてきた」というのが多いのです。

 

まあ、気功以外でも体温を上げる方法はいくつかありますので、後日お知らせしますね。