私たちは皆、得意なもの、不得意なものをそれぞれ持っています。

それは遺伝的な体質や性格、また育てられ方等の生活習慣や考え方によるところが大きいようです。

 

さて、私は長年気功の仕事をしていますが、多くの気功の生徒さんを見て思う事は、

気に対する反応において、この得手不得手があるようなのです。

大別すると二つの傾向に分けられ、私はこれを受診型と発信型と呼んでいるのです。

もちろんこれははっきりと分けられるものではなく、実際は混在しているのですが・・・。

 

受信型というのは、気に対する感受性が鋭い人のことを言います。

相手の邪気を感じ取り、悪い部分を指摘したりできますので、いちもく置かれる存在になるでしょう。

しかし邪気を受ける可能性もありますし、気を発するほうはあまり得意ではない方が多いようです。

 

発信型はそれとは反対で、気の感受性は鈍いのが普通です。

でも気を発するのは得意なので、外気の施術には向いているかも知れません。

まあ人にはそれぞれの個性（特徴）がありますので、それを見極めながら、

長所を伸ばし、短所を減らすように努力していけばいいと私は思っています。