聖路加病院の日野原先生は、100歳を超えてもなお第一線で活躍しています。

プロスキーヤーの三浦雄一郎氏は、８０歳でエベレスト登頂に成功しました。

私は以前、９９歳の男性の占い師にお会いしたことがありましたが、

頭はツルツルだったけど、顔もツルツル、その血色の良さにビックリしたことがあります。

しかもペラペラとよくしゃべるし、そのスピードは私たちと変わらず、

頭の回転の良さに感心したことを覚えています。

 

その一方で、５０代で脳梗塞になり、寝たきりの人もいます。

まあ遺伝的な部分は仕方ないけど、生活習慣の影響も大きいのは事実でしょう。

 

血液検査をすれば、動脈硬化の程度を示す血管年齢はすぐ分かるし、

体力測定をすれば、その人の肉体年齢はすぐ分かってしまいます。

ここではっきり言えることは、実際の年齢と測定された肉体年齢や頭脳年齢とは比例しないことです。

40歳にして７０代の肉体の人もいるし、またその逆の人もいるわけです。

個人差があり過ぎるんですね。

 

だから歳は忘れましょう。

誕生日を迎えて、「ああ、もう何十歳になってしまった」などと思う必要はありません。

そんな事は大切ではないからです。

役所などに提出する書類に、生年月日と年齢を書く時だけ思い出せばいいのです。

なぜなら、本当に大切なのは、カレンダー上の実際の年齢ではなくて、

現在の自分の肉体年齢や頭脳年齢なのですから。