帯状疱疹は3人に1人がかかると言われる病気で、15年前に比べ4割も増えています。

症状は、皮膚にチクチクとした痛みやブツブツとした赤い発疹ができます。

症状がでるのは体の片側だけで、これは神経が背中から左右別々に出ているためです。

 

原因は水ぼうそうと同じウィルスです。

ほとんどの子供は10歳頃までに水ぼうそうにかかりますが、

治ったとしてもウィルスがなくなったわけではなく、体の神経節に隠れているのです。

後年、生活の乱れやストレスなどで免疫力が下がると、潜んでいたウィルスが暴れだすのです。

すると潜んでいた神経が傷つき、その神経に沿って痛みが出てくるのです。

 

この症状が顔に出た場合は注意しなければなりません。

顔面マヒや耳鳴り、めまいの他、視力に障害が出る場合があるからです。

 

早期の治療が大切で、なるべく72時間以内に抗ウィルス剤を服用します。

予防としては、十分な栄養と睡眠、ストレスをためない事が大事です。

有効なツボは、曲池、合谷、血海、三陰交など。

気功では、気を十分に補完するため丹田に気を入れます。