誰でも歳をとると、色々な病気にかかりやすくなるものですが、

この飛蚊症も、その代表的なものでしょう。

ただしこれは老化現象の一つで、病気とは考えられていないようです。

 

症状は、目の前を蚊のような小さな浮遊物が飛んでいるように見えることから、

この名前がついたように、視線の方向に一緒に動くため、気になるわけです。

 

原因は、有害な紫外線により目の硝子体の組織が変質し、

何らかの濁りがでて、それが網膜に映るためと考えられています。

 

対策は普段からの生活習慣が大事で、サングラスをかけて太陽の紫外線から目を守ったり、

テレビやパソコンを見る時間を減らすのも必要です。

また、目に良いと言われるルティンを多く含んだ食事を心がけることも大切です。

ほうれん草、ブロッコリー、キャベツなどの黄緑色野菜、卵黄、豆類、ブルーベリー等です。

 

ただし、例外的に老化以外の原因で飛蚊症が起こることもあるので注意が必要です。

例えば硝子体剥離や網膜裂孔などです。

これらは失明の危険もあるため、早めに専門医に見てもらいましょう。

 

気功施術では、手のひらの労宮というツボを目の中心に据えて気を送ります。

有効なツボは、風池、天柱、合谷、太陽、瞳子りょう、光明などです。