なかなか寝付けない、眠りが浅いというのはつらいですね。

不眠症には2種類あって、心臓疾患や心身症、ノイローゼなどの病気が原因の症候性不眠。

精神的緊張や興奮、騒音、空腹感、カフェインの飲みすぎ等の生活が原因の機会性不眠。

このうち気功や整体、ハリなどが有効なのは機会性不眠です。

 

理想の睡眠時間は個人差はありますが、約7時間と言われています。

これより長くても短くても、寿命が縮まるという3万人を対象にした調査結果があります。

 

また、睡眠のゴールデンタイムというのがあり、夜12時～午前3時の間は、

ぐっすり眠れているのが理想です。だから同じ5時間睡眠でも、

午後10時から午前3時まで眠るのと、午前3時から朝8時まで眠るのと、

疲労回復には大きな差が出てしまうのです。

 

良い睡眠のための食事は、栄養的にバランスのとれた物、消化の良い物を、

寝る3時間前までに終えるようにすることが大事です。

 

不眠のための気功としては、体を温めることが基本になりますので、丹田に気を入れます。

また足への血流を良くするため、足三里のツボ刺激も有効でしょう。