この世の中の事はすべて陰と陽に分けられる、という話をしましたが、

人生観（人生に対する態度）にも、それは当てはまるのです。

 

人生観には、大きくわけて次の二つがあります。

その①ーーー「なせばなる」という考え方です。

これは未来志向であり、人生の目標や理想、夢を持ちなさい。

そしてそれに向かって努力すれば、その願いは叶えられる、という考え方です。

これは成功哲学というジャンルに共通したものであり、

信念の力を信じ、クラーク博士の「青年よ大志を抱け」に通じる考え方です。

私はこの人生観を「陽の人生観」と呼んでいます。

 

さて、それではこの人生観に反対のものーーー「陰の人生観」とは何でしょうか？

その②ーーーそれは「人生はなるようにしかならない」という考え方です。

これは運命論であり、あきらめに通じるものです。

 

この二つの人生観は正反対ですよね。

さて皆様は、どちらに共感するでしょうか？

この問題については、次回私の考えを述べてみたいと思います。