陰陽論的人生論③ーーー陰の人生観
2016/12/13
「なせばなる」という考え方が陽の人生観と言い、
その反対の「なるようにしかならない」が陰の人生観だと私は呼んでいます。
この「なせばなる」という陽の人生観を前回私は好きだと言いましたが、
それでは陰については、どう考えたらいいのでしょうか。
この「なるようにしかならない」は運命的であり、あきらめに通じます。
さて、話は変わりますが、人間の幸福とは何でしょうか?
それは、「いま」「ここ」にいる自分に満足している状態だと私は思っています。
つまり未来ではなく、目標に向かっている姿でもありません。
だいたい、理想を持っているということは、現状に不満があるからではないでしょうか。
だから「なせばなる」という考え方の持ち主は、「現状に満足するな」とよく言うわけです。
「なせばなる」と言っても、人生には自分の努力ではどうにもならない時があります。
どうにもならない事をどうにかしようとするから、イライラしてくるのです。
このような時は、あきらめることで、心に平和がやってくるのです。
私なりの結論を言いますと、陽の人生観と陰の人生観はどちらも必要ということなのです。
仕事を持っていたり、何らかの人生の目標を持っている人は、基本的に陽の人生観です。
しかし、このような人でも、時と場合によっては、陰の人生観でいかなければならない時があるのです。
そうでないと、うまく行かなくなった時、その人はうつ病になってしまうでしょう。
陰と陽は両方とも必要であり、どうバランスをとっていくかが大事なのです。
中島克己の気功サロン
https://kikoh-salon.com
住所:新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002号室
TEL:045-383-1741
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
----------------------------------------------------------------------
気功サロン
〒
160-0004
住所:
東京都新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002
電話番号 :
080-6584-4965
----------------------------------------------------------------------