私はこれまで陰陽について色々書いてきましたが、

その行きつく先は、究極のプラス思考の人生観なのです。

 

陰と陽はお互い補いあう関係で、一方が存在するためにはもう一方の存在が必要なのです。

谷がなければ山もなく、光がなければ闇もないように、苦がなければ楽もありません。

言い方を変えれば、希望のためには失望が必要だし、

健康のためには病気が、味方のためには敵が、幸福のためには不幸が必要だということなのです。

 

この考え方は究極のプラス発想と言えるでしょう。

私たちは物事をマイナスにとらえるよりも、プラスに考えた方が、

健康にもなるし、元気も出るし、幸福感も得られることを知っています。

でも、その理論的根拠が分からないから、うまく行かない事も多いのです。

陰陽論は、その理論的根拠を示してくれるのです。

 

私の好きな言葉に、「必要・必然・最善」というのがあります。

私たちの身に起こる全ての事は、必要なことであり、必然的に起こったことであり、また最善だという意味です。

まさに究極のプラス発想ですね、

 

すべてが自分の思い通りにいく人生なんてありえません。

うまくいかない時、思うようにならない時、私はこの言葉を思い出すようにしています。