前回、前々回の「お知らせ」コーナーでコレステロールのことを伝えましたが、

今回、それについて詳しく説明いたします。

 

コレステロールは血管壁に付着すると、動脈硬化の原因となり、

脳溢血や脳梗塞、心筋梗塞などのリスクが高まることは説明しました。

これだけ見ると、コレステロールは悪の代表のように聞こえてしまいますが、

実は生体にとって、とても大切な役目もはたしているのです。

 

コレステロールの働き

1、細胞膜が柔らかすぎないように調節する。

2、各ホルモンの材料になる。

3、紫外線を受けてビタミンＤをつくる。

4、脳の情報伝達時に漏電しないよう、脳の機能を守る。

5、脳のシナプス形成を促す。

6、脳内のセロトニンを増やす。

 

ちなみにコレステロールの70％は肝臓で作られ、残り30％が食べ物から取り入れられます。