よく「おばあちゃんの知恵袋」と言って、昔からの言い伝えがあります。

例えば、「風邪をひいた時、ヤナギの皮を煎じて飲むと熱が下がる」とか、

「よく眠れない時は、玉ねぎをみじん切りにして、枕元に置くとよく眠れる」とかです。

 

これらの言い伝えは科学的根拠がなかったため、迷信と思われていたこともあったようです。

しかし近年、科学が発達したことにより、これらの言い伝えにも科学的根拠があることが分かったのです。

 

ヤナギの皮にはサルチル酸という物質があり、熱を下げる効果があることが分かったのです。

このことがアスピリンという薬ができるきっかけになったのです。

また玉ねぎには硫化アリルという鎮静効果のある物質が含まれていることも判明しました。

つまりこれらの「おばあちゃんの知恵袋」には科学的根拠があったわけです。

 

科学というのは未だ発展途上です。

この宇宙には、まだまだ謎の部分がいっぱいあるのです。

だから現時点で科学的根拠がないからと言って、「迷信」とか「ありえない」と断定はできないのです。

気とか霊とか経絡とか経穴など、科学的によく分かってない概念はたくさんあります。

私はいづれこれらも科学で解明できると考えているのですが・・・。