現代は健康ブームであり、健康情報であふれています。

よく、○○が体に良いと宣伝されると買い急いだりしますが、

これらの情報は客観的に精査する必要があるようです。

 

具体的に言うと、健康に良いと言っても、全ての人に言えるのか、ということです。

人間はそれぞれＤＮＡが違うし、皆一人一人が違う特徴を持っています。

性格や体質が違うわけですから、一つの食品やサプリメント、健康法が良いかどうか、

それは人によって違うこともあるのではないか、ということです。

 

また、その健康情報が間違っているということも考えられます。

例えば「うつぶせ寝」が赤ちゃんの発育に良いと言われ、一時流行ったことがありましたが、

今は突然死の危険があるということで、「あおむけ寝」が推奨されています。

 

また、ひとつの健康情報も、一つの方向だけから見るのも良くありません。

魚の脂にはＤＨＡやＥＰＡが入っていて、とても健康に良いと言われていますが、

その一方で、食物連鎖で長生きの大型の魚ほど、

その体内に水銀を取り込んでいるということが明らかになっています。

う～ん、魚は健康に良いのか悪いのか？

それはその人の体質にもよりますし、あまり極端なことはしない方がよいかも知れません。