人体の基礎知識⑬ーーー血糖値を下げるホルモン、上げるホルモン
2017/05/09
現在、日本での糖尿病患者は、その予備軍まで含めると約1000万人と言われています。
これは日本だけでなく世界的な傾向で、
食糧事情が良くなり、カロリー過多になった結果と考えられています。
糖尿病というのは、血液中の糖分が過多になった高血糖状態を言うのですが、
実は高血糖よりも低血糖の方が危険なのです。
なぜなら、脳はブドウ糖をエネルギー源としているので、
低血糖になると脳の働きに障害が出てくるからです。
そのために、血糖値を上げるホルモンは、
グルカゴン、アドレナリン、糖質コルチコイド、成長ホルモンなどいくつもあるのですが、
血糖値を下げるホルモンは、膵臓から分泌されるインシュリンしかありません。
500万年とも言われる長い人類の歴史の中では、
現代のようにカロリー過多の状態はなかったわけです。
ずっと飢餓との闘いに明け暮れていたのですから、
血糖値を上げる方向に人体が進化してきたとも考えられるのですね。
だから糖尿病は「ぜいたく病」などとも言われますが、
進化との兼ね合いで考えると、ちょっと皮肉な感じもしますね。
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