がんについての考察⑤ーーー発がん物質としてのタバコ
2017/10/10
発がん物質とは、人や動物にがんを発生させる物質のことです。
細かく分けると、物理的なもの、化学的なもの、生物的なものがありますが、
物理的なものの代表は放射線や日光です。
また生物的なものはウィルスですが、発がん物質の多くは化学的なものです。
これらにはアスベストやベンゼン、ニッケル、カドミウムなど色々ありますが、
驚くべきことに2000種以上もあると言われています。
今回は発がん物質をたくさん含んでいて、がん発生に多大な影響力をもつタバコを取り上げてみます。
タバコにはベンツピレンやニトロソ化合物など典型的な発がん物質をはじめ、
40種類以上の発がん物質が含まれています。
タバコというと肺がんを連想しますが、影響があるのは肺だけではありません。
アメリカの研究によりますと、ノンスモーカーに比べて喫煙者のがん死亡率で比較しますと、
肺がんで11倍。喉頭や咽頭、食道がんで7倍。膀胱や膵臓がんで約2倍となっています。
もちろん喫煙者にも程度がありますが、吸う本数が高いほど悪影響が出るようです。
アメリカでは紙巻きタバコのことを「がんスティック」と呼んでいます。
もう一つの重大問題は受動喫煙です。
タバコ常習者の衣服には色々な発がん物質がしみ込んでいると考えられます。
そばにいる人が知らずにそれらを吸い込んでいる可能性があるわけです。
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