がんについての考察⑥ーーータバコとの相乗効果
2017/10/12
前回、発がん物質としてのタバコについてお話しましたので、
今回はその続きとして、タバコによる相乗効果について書いてみます。
相乗効果というと、良い意味に使われることが多いのですが、
この場合は悪い意味での使い方です。
世の中には、がんを誘発する物質が色々あります。
アスベストや紫外線をはじめ、アルコール、脂肪、大気汚染などです。
これらはもちろん単独でもがんを誘発するのですが、
相乗効果という点で言うと、これらの発がん物質にタバコがからむと、
単独の場合よりもがんが発生しやすくなると言うのです。
たとえばアスベストは、中皮腫の肺がんの主な原因ですが、
アスベストだけよりも、タバコと一緒の方ががんの発生リスクが高まるのです。
同じように、タバコと酒、タバコと脂肪、タバコと大気汚染もがん発生リスクを高めてしまいます。
う~ん、同じ発がん物質でも、紫外線は「百害あって一利あり」というのですが、
(この場合の一利は、体内でビタミンDをつくるのに役立つからです)、
タバコの場合は「百害あって一利なし」と言えるのかも知れません。
もちろん愛煙家にとっては、気分がリラックスするといった一利はあるのでしょうが・・・。
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