マッサージという言葉は、体をほぐすための一般的な言い方になっています。

ところが巷では、マッサージのカンバンを掲げた所と、整体という名の施術院もあります。

いったいマッサージと整体はどう違うのでしょうか？

マッサージも整体も、筋肉をほぐし、体のゆがみを調整して血液やリンパの流れを良くし、

自然治癒力を高めて、体調の回復を目指す点では一致しています。

ただ違う点は、マッサージは国家資格ですが、整体は民間療法だと言うことです。

だから国家資格のない者は、マッサージ師とかマッサージのカンバンを掲げることはできません。

従って国家資格を取ってない人は、「整体」という名で営業するしかないのです。

ただ、その手技に大きな違いがあるかというと、ほとんど変わらないのが現状です。

手技とは主に「揉む」、「押す」、「さする」、「叩く」などあるのですが、

その他、体のある部分を伸ばすストレッチも体調回復には有効です。

肩こりや腰痛など、整形外科的な疾患には効果を発揮する場合もあるようです。

ただし、施術は個人差が大きく、また経験の要素もその手技に影響するので、

自分に合った施術師を選ぶのが賢明でしょう。