病気と環境因子⑥ーーー紫外線と放射線
2018/03/12
タバコは健康にとって「百害あって一利なし」と言われますが、
日光の紫外線は面白いことに「百害あって一利あり」と言われているのです。
この一利は、体内でビタミンDをつくるのに紫外線が必要だからです。
ただし害について言えば、紫外線は浴びすぎると皮膚がんの原因になるのです。
生物は環境に適応して進化してきたわけですが、人の肌の色はそれを如実に示しています。
太陽光線の強い赤道近くに住む人の肌は黒いですが、これは肌の表皮最下層にあるメラニン色素が多いからです。
メラニン色素は紫外線の毒から私たちの体を守る働きをしているのです。
だから常に強い紫外線を浴びても、肌の黒い人は皮膚がんになるリスクを回避できるわけです。
反対に緯度の高い地域に住んでいる人の肌は白い色をしています。
これはメラニン色素が少ないからですが、それによって紫外線の一利(ビタミンDを作る)を促しているわけです。
日光と同様、レントゲンやCTなどに使われる放射線も大量に浴びるとがん発生の原因になります。
強力な放射線が細胞核のDNAの鎖を切断してしまうと考えられているからです。
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