アレルギー疾患と結核の関係
2018/04/19
私はこのコーナーで、近年アレルギー疾患が増えてきた理由として、
世の中が衛生的になったためという衛生仮説について述べてきましたが、
その典型的な例がアレルギーと結核との関係の中に見いだすことができるのです。
結核は結核菌という病原菌による感染症です。
1950年頃まで、脳卒中にかわられるまで、ずっと死因の第一位を続けてきました。
今は良い抗生物質ができたことと、世の中が衛生的になったため、
最近は結核で死ぬ人はずいぶん少なくなってきました。
しかしそれと反比例するように、喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患が激増してきたのです。
世の中の衛生状態が良くなると、感染症は減るけれどもアレルギーは増えるのです。
近年は細菌をやっつける抗生物質(ペニシリンなど)の開発が盛んになっています。
また抗生物質は直接投与されるだけでなく、食べ物とともに自然と体に入ってしまうことがあるのです。
例えば豚や鳥などの肉類は、感染症から守るために、抗生物質が入ったエサが与えられるのです。
養殖魚なども同様の措置がとられているようです。
つまり食物連鎖の中で、自然と抗生物質を取り入れているのですね。
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