火事場の馬鹿力という能力
2018/07/16
昔から火事場の馬鹿力と言って、ある極限状態に陥ると、
人間は想像を超えたとてつもない力を発揮することがあります。
例えば近所で火事があり、大切な重い金庫を一人で外に持ち出したが、
火事が収まって中に入れようとしてもビクとも動かないとか。
自分の息子が車の下敷きになった時、母親が必死でその車を持ち上げたとか。
このような例をあげたら枚挙にいとまがありません。
ランニングハイという現象も火事場の馬鹿力が出た結果と言えるでしょう。
苦しみや痛みをがまんして走っていると、ある瞬間にスっと楽になり、
どこまでも疲れることなく走り続ける気がしてしまうという現象です。
精神がある極限状態に陥り、常識的な思考ができなくなると、とてつもない力が出るようです。
でもどうしてでしょうか? 火事場の馬鹿力は自分の意思で、いつでも出せればいいのに、
なぜ特殊な状況でしか出ないのでしょうか?
それは生体を守るためのシステムが備わっているからだと私は思っています。
なぜなら、火事場の馬鹿力は緊急避難的には発揮する必要はあるでしょうが、
逆にこの力は危険でもあるため、しょっちゅうは発揮できないようになっているのではないでしょうか。
非常に重い物を持ち上げようとしたら、腰骨を折ってしまうかも知れません。
どこまでも速いペースで走り続けていたら、そのうち心臓がパンクしてしまうかも知れません。
だから生体を守るために、火事場の馬鹿力はしょっちゅうは発揮できないようになっているのでしょう。
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