私たちの住んでいる地球が誕生してから約47憶年が経過し、

そして約38億年前に最初の生命が誕生したと言われています。

気とはこの生命を育んでいる生命エネルギーと考えられますが、

命が宿っているということは、この地球が気で満たされていることを意味します。

 

さて、それではこの地球にどうやって命が生まれたのでしょうか？

命の元であるＤＮＡはとても複雑な構造をしていて、

命を育み、また子孫を残すメカニズムは奇跡的とも思えるほど上手くできていて美しいのです。

生命誕生の最初の瞬間には何があったのか、未だ科学では解明されていません。

そこである人は神の存在を持ち出すのです。神が命をつくったのだと。

しかし神を持ち出すと、あまりにも宗教的になってしまうので、

村上和雄氏のような遺伝学者は、神の代わりにサムシング・グレートなる概念を持ち出すわけです。

 

サムシング・グレートがいたかどうか分かりませんが、

私はこのような存在を仮定した時、この存在が発するエネルギーを気と呼んでも良いのではと思っています。

地球には大気があり、水があり、また生命が育まれるための適度の気温があります。

私は地球以外でも生命が存在する星（惑星）はあると思っていますが、

この大宇宙の中でも地球は気の充満する珍しい星（惑星）だと思っています。

とにかく命があるということは奇跡なのではないでしょうか。