現代は健康になるための色々な情報であふれています。

テレビで〇〇という食品が健康に良いと放送されると、

さっそくスーパーマーケットではその食品の売り上げが急激に伸びるようです。

日常生活における健康の三大要因は食事と運動、そして睡眠です。

それにストレスの軽減（心の良好状態）の四つが大切だと私は思っています。

さて、食事に関してですが、今回は食品ではなく、食べ方について考えてみましょう。

別の言い方をすれば、良く噛むことの大切さについてです。

医学博士の西原克成氏によれば、咀嚼運動は原始脊椎動物のエラ運動を哺乳類が受け継いだもので、

咀嚼器官は第二の心臓と呼ばれるほど、多くの血管が集まっているそうです。

第二の心臓？　聞いたことのある表現ですが、普通はふくらはぎに使われますね。

つまり、よく歩くことは全身の血流を良くするわけです。

噛むという運動もこれと同じで、脳への血流を増大させるのです。

よく噛むことは認知症予防だけでなく、視力や聴力にも影響するので大変重要な生活習慣と言えるでしょう。