罹患しやすい人しにくい人②ーーー遺伝的要因
2020/07/09
アフリカ大陸には鎌形赤血球と言って、三日月形の赤血球を持っている人が一定数存在します。
普通の赤血球は円盤形なのですが、鎌形の人は酸素を十分に運べないため、常に貧血気味になってしまうのです。
しかしなぜ、進化の視点で言えば、日常生活において不利なこのような人たちが存在しているのでしょうか。
実は、これはマラリアという感染症と深い関係があるのです。
マラリアは、マラリア原虫がハマダラ蚊という蚊を介してうつる感染症で、
全世界で年間200~300万人も死ぬという、とても恐ろしい病気です。
最近の新型コロナウィルスの感染症でも現在のところ全世界の死者数は約55万人です。
まあこれからもっと増えていくでしょうが・・・。
さて、このマラリアの患者の約80%はアフリカにいるのですが、
そのアフリカで鎌形赤血球を遺伝的に持っている人が存在しているのです。
実は鎌形赤血球の持ち主はマラリアに感染しないのです。
だから貧血気味だけどマラリアには強いというメリットがあるため、このような人たちがいるわけですね。
他の病気でも、このような遺伝的要因が関与することがあるのではないでしょうか。
たとえばその一例として血液型があります。
その詳しい内容は次回に書きたいと思います。
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