医原病とは何か?---体質の違いに目を向ける大切さ
2020/09/03
昔、母原病という言葉がありました。
子供の精神的成長を妨げ、ゆがんだ性格、病気の原因は母親にあるという意味の言葉です。
これと似た言葉で、最近、医原病という言い方がされるようになってきました。
これは文字通り、医師の処方した薬や間違った診断により、
病気が進行してしまったり、副作用で新たな疾患を併発してしまうことです。
肺がん治療薬として大変効果を発揮したイレッサという薬があります。
この薬は多くの肺がん患者にとって、とても有効な薬なのですが、
ある一部の人には有害になるのです。
間質性肺炎を起こし、死亡してしまった人が多く出たのです。
人は皆DNAが違います。つまり体質が違うわけです。
だからある薬に対し、その代謝などに関係する遺伝子が欠損したり変異したりしていると、
その薬の副作用が強く現れ、最悪の場合は死亡することもあるわけです。
このような事は薬だけでなく、サプリメントにも言えそうです。
サバなどの青魚に多く含まれるオメガ3の脂肪酸(サプリメントでも売られていますが)、
これは悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロールの値を下げる効果が期待されています。
しかし少数の人ですが、逆にLDLコレステロールを上げてしまう体質を持った人もいるのです。
この食べ物は健康に良いなどとマスコミで宣伝されますが、
自分の体質を常に考慮し、画一的に考えないほうがよいでしょう。
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