外気功マスターコースで般若心経の読経瞑想をする理由
2021/05/19
東京四ツ谷の気功サロンでは気功師養成講座を開設していますが、
その一番上のクラスであるマスターコース(現在の64クール)で般若心経の読経瞑想を行なっています。
「気功教室でお経をあげるの?」と疑問を持つ方もいるかもしれませんので、
その理由を説明したいと思います。
まず瞑想というのは気功では「靜功」と言い、気を全身に巡らせる方法の一つです。
瞑想状態になると脳波はアルファー波となり、良いアイデアが突然浮かんだり、
ストレス解消にもなるので、健康にとても良い方法と言えるでしょう。
瞑想はなにも座禅会や瞑想の会に行かないとできないわけではありません。
瞑想とは雑念を追っ払う精神状態を確立することなのです。
そのためには意識をある所に集中する必要があるわけです。
人間は二つの事を同時に考えることはできません。
だから意識をある点に集中させることで、雑念が浮かびにくい状態にするのです。
これを瞑想と言い、この解釈によれば、食事も歩行も瞑想状態にすることができるのです。
さて、読経(お経を読む)ことで簡単に瞑想状態に導くことができます。
法事などでお坊さんのお経を聴く機会がありますが、
一般人の知識では、お坊さんが読むお経の内容は全く分かりません。
分からないから上の空となり、法事とは関係ない雑念が次から次へと浮かんできてしまうのです。
そのうち足でも痺れてきたら、早く終わらないかなと、そればかり考えてしまうようになるでしょう。
これでは瞑想とは程遠いことになってしまいます。
気功サロンのマスターコースでの読経瞑想は、お経の文章を見ながらお経のCDを聴きますので、
意識をそこに集中でき、簡単に瞑想状態に入れるわけです。
幸い「般若心経」は262文字という大変短いお経ですので、
意識をお経の文章に集中持続させることは、そんなに難しいことではありません。
これが気功教室で読経瞑想する理由の一つですが、
もう一つの理由は、この「般若心経」そのものにあります。
般若心経、正式には般若波羅蜜多心経は空の教えを説いたものなのです。
「色即是空」はとても有名な言葉ですが、
目に見えるもの、すなわち物質は色で、見えないもの、エネルギーや精神は空と言いますが、
色は空であると悟ったことで、一切の苦厄から解放されたという内容のお経なのです。
この空に対し、色々な解釈ができるわけですが、
私が仕事にしている気功の気に通じる解釈もできるのです。
気功とは気という生命を司るエネルギーを扱う技術のことですが、
気を理論的に理解するためには、この般若心経は大変良い教材でもあるのです。
中島克己の気功サロン
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