性差医療(男と女の違い)①ーーーなぜ無視されたか
2021/07/06
マリアン・レガト著の「イブに生まれて」には性差医療の実態が述べられています。
それによると、医療において女性の特徴はずっと無視されてきたのです。
その背景には、聖書に書かれているように、最初の女性(イブ)は最初の男性(アダム)のあばら骨から作られたという話があるように、
生殖機能や生殖器の違い以外は、女性は男性のコピーとして扱われてきたのです。
その理由は単なる女性蔑視というような単純なものではありません。
たとえば薬を開発するための治験の現場では、女性を対象とすることは、ほとんどありませんでした。
なぜなら、女性は妊娠や出産があるため、体の変化が大きくて治験には不向きとされてきたからです。
しかし女性は男性の単なるコピーではありません。
ホルモンや遺伝子、また社会的な影響等により、男性に対する医療がそのまま女性には当てはまらないことが分かってきたのです。
たとえば、男性には良く効く薬が女性には効かないとか、副作用が出やすいとかの問題があるわけです。
この意味で、長い間、女性は医療現場で不利益な扱いを受けてきたと言わざるを得ません。
しかし近年、生殖関係だけでなく、女性と男性の体の違いが明らかになってきました。
次回からその違いについて言及していこうと思います。
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