肥満は健康の大敵か?ーーー脂肪細胞の役割
2022/02/08
肥満は健康の大敵だと一般的に信じられています。
確かに太り過ぎは生活習慣病の温床となり、
高血圧、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化の原因となり、
心不全や心筋梗塞を招く恐れが出てきます。
また太り過ぎは膝関節の負担となるため、膝関節症の主な要因となります。
このように脂肪は健康の目の敵のように言われますが、
脂肪細胞は健康上、私たちの役には全くたっていないのでしょうか。
近年の研究で分かってきたのは、脂肪細胞にはとても大切な役割があるということです。
まず、脂肪細胞はエネルギー源の貯蔵庫として大きな意味があります。
また体温を保持し、内臓の間に入り、その位置を保つという役目もあります。
そして女性の場合、閉経後に女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減りますが、
テストステロンという男性ホルモンから脂肪細胞の働きでエストロゲンを作り出すのです。
その他に意外な働きですが、アディポネクチンというホルモンは脂肪細胞だけから生産されますが、
このホルモンは炎症を抑える効果があり、胃がんを予防する自然治癒作用を持っているのです。
このように考えますと、確かに太り過ぎは健康上問題がありますが、
痩せ過ぎも良くないわけで、やはり健康にはバランスが大切ということでしょう。
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