肝臓は500種類以上の仕事をこなしていると言われていますが、

その中で第一と思われるのが代謝の仕事でしょう。

代謝とは、日々飲食物より取り入れた栄養（タンパク質、炭水化物、脂肪など）から、

身体に必要な物質やエネルギーに変えることを言います。

だから何らかの病気によって、飲食物を口から取り入れられなくなると、

胃ろうや点滴などで栄養分を補給しなければなりません。

代謝は私たちが健康で暮らすための身体上の基本要素なのです。

さて、代謝は上記の栄養分があればできると言うわけではありません。

代謝を助けるために必要な物質があるのです。

その代表的なものがビタミンやミネラルです。

ビタミンとミネラルの違いは、ビタミンが有機物なのに対しミネラルは無機物だと言うことです。

ビタミンは油溶性と水溶性にわかれ、AとかB,Cなどの名前がついていて、皆様よくご存知と思います。

ミネラルもよく聞くことがあると思いますが、

ナトリウムやカリウム、カルシウム、鉄、リン、マグネシウムなどです。

ビタミンもミネラルも不足すると色々な病気になったり健康を害しますが、

その詳細は次回に詳しく説明したいと思います。