脳は使えば発達する
2022/12/25
筋肉は使えばそれだけ太くなり発達するのはご存知ですよね。
運動選手が筋肉トレーニングをして体を強く鍛えるのは、そういう根拠があるからです。
肉体労働者が一般の人に比べ、頑健な体をしているのも頷けますね。
それでは、肉体労働ではない頭脳労働者が脳を発達させることはできるのでしょうか?
私たちの大脳皮質には約140億個の神経細胞があります。
この細胞は分裂して増えることはないのですが、
一つの細胞からたくさん出ているシナプス(樹状突起)は使うと発達し、
使わないと消失するという性質があるのです。
このシナプスが他の神経細胞のシナプスとつながり、
このつながりが多いほど複雑な神経回路網をつくることができるわけです。
だから脳は使いましょう。
ただし誤解のないように言いますと、脳はいろいろ考えたり、クイズの答えを見つけようとしたり、
本を読んだり、といったことだけで発達するのではありません。
実は、運動(体を動かす)ことでも発達するのです。
なぜなら、私たちが体を動かすことができるのは、脳の指令によっているからです。
だから体を動かすことも、脳を発達させる重要な要因となるのです。
歩いたり、ピアノなどの楽器を演奏したり、編み物を編んだり、何か細かい手作業をすることでも、
脳は発達するのです。
寝たきりになって何も運動しなくなると、認知症のリスクが高まるのは、このような理由によるのです。
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