気功サロン推薦図書（6）
　「氣と健康」　藤平光一著

　著者の故・藤平光一氏は合気道の先生で、「氣の研究会」を主宰していました。
　私は著者の本は7～8冊読んでいますし、セミナーも何回か参加したことがあります。
　宇都宮の道場での泊りのセミナーでは、最後にこんなパフォーマンスも行ないました。
　和紙で作った輪を両サイドにつくり、そこに通した細い竹を木刀で、和紙を切らずに竹を折る、というものでした。
　そんな事できるのか、と思いますが、ほとんどの参加者（私も含めて）はなんなく成功した経験があります。
　さて、本書「氣と健康」は氣圧療法について詳しく書かれたものです。「指圧」ではなく「氣圧」という言葉が示すように、患部やツボに親指で指圧のように圧を加えるのではなく、そこに氣を放射するやり方です。
　氣圧してもらうと、そこだけでなく体全体が温かくなるのを感じるはずです。気功サロンでは、気功師養成講座のマスターコースにおいて、たまに氣圧療法の施術を授業で取り上げています。