気功サロン推薦図書(49)
2023/05/11
気功サロン推薦図書(49)
「宇宙の根っこにつながる瞑想法」 天外伺朗著
内気功で気を巡らす方法として、大きくわけて動功と靜功があります。動功は動きのある功法で、太極拳とか形意拳、八段錦、大気拳、香功、禅密功、小周天気功など、その数は限りなくあります。体がある動きをすることで、全身に気を巡らしていくわけです。
一方、靜功とは瞑想のことです。静かに瞑想し、意識をある状態に保つことで気を巡らせていくのです。だから気功を大きくとらえれば、座禅も気功(靜功)の一種と言えるのです。
さて最近、瞑想や座禅は忙しく働いているビジネスマンから人気を得ているようです。ストレスを抱えやすい人こそ、瞑想は健康を維持する上で大切なものということが分かってきたからでしょう。健康だけでなく、瞑想状態になると脳波のアルファー波が活発となり、良いアイデアが浮かぶということもあるようです。
著者の天外伺朗氏は瞑想の利点として、以下のことを挙げています。
①日常的なストレスが少し減る
②脳内麻薬が分泌されて気持ち良くなる
③本当の自分を発見できる
④能力を思い切り発揮できる
⑤人生の荒波を泳ぐのがちょっぴり上手になる
⑥母親の胎内にいた感覚を思い出す
⑦宇宙と一つになり魂のふるさとに還ることができる
この⑥と⑦はとてもスピリチュアル的であり、変性意識状態になると異次元の世界とのコンタクトが可能になると言い換えてもいいでしょう。
著者は本書で、この瞑想状態に関し、とても不思議な体験をしたことを書いています。それはアメリカ先住民の儀式サンダンスに参加した体験談です。
サンダンスは聖なるサークルの中央に「生命の木」を象徴するポールを立て、その周りを4日間、飲まず食わずで踊り続けるという儀式です。しかもダンサーは胸や背中の皮膚を棒で貫き、皮膚がちぎれるまで血を流して踊るのです。
ダンスそのものは単純で、ドラムを中心とした2拍子の単調なリズムですが、これを続けていくと瞑想状態になるというのです。
この状態になると体の痛みも感じず、飲まず食わずでも平気で踊り続けることができるのです。
う~ん、これは火事場の馬鹿力と似ているのかも知れません。ある精神状態になると、人間は普段では考えられない力を発揮できるのですね。ランニングハイも同じ状況でしょう。
精神(心)と肉体はつながっているわけで、これはガンをやっつけるイメージ療法にも通じるものなのでしょう。瞑想をうまく活用できれば、人生をより豊かにできるのかも知れません。
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