気功サロン推薦図書(72)
2023/07/17
気功サロン推薦図書(72)
「心を操る寄生生物」 キャスリン・マコーリフ著
ダーウィンの進化論によれば、最初、単細胞の微生物が生まれ、途中動物と植物に分かれ、自然環境に適応した生物だけが生き残り、徐々に進化して現在の生物体系になったと説きます。
この進化の樹によれば、人類はその頂点にあり、生物界をリードしているように見えます。一番底辺には単細胞の微生物たちがいて、彼らは最も劣った生物とみなされてしまいます。
しかし本書「心を操る寄生生物」を読むと、そんな概念が正しいのかどうか分からなくなってしまうのです。
トキソプラズマという単細胞の微生物はネコに寄生して、そこで有性生殖を行います。そこでまずネズミに寄生して、その脳を操るのです。なんとトキソプラズマに寄生されたネズミは、警戒心がなくなり、ネコの尿を好むようになるのです。
そんなネズミはすぐネコに捕食され、簡単にトキソプラズマはネコの中に入ることができるわけです。
またこの微生物に感染している人もいて、彼らは交通事故に遭う確率が高くなるそうです。また脳内でドーパミンを多く出させるので、この原虫が統合失調症の原因の一つではないかと考えられているのです。
その他、ヒツジの胆管に入り込んで有性生殖する吸虫は、まずアリに感染してその脳を支配します。このアリは夜、草の先端に行って動かなくなるのです。まるでヒツジに食べられやすいように。
微生物が宿主に寄生して、その脳を操り、自分たちに都合良い方向に操作する例は本書にはたくさん書いてあります。興味のある方は読んでいただければと思います。
このような事例を見ると、昨今の新型コロナウィルスに関しても、新たな見方ができるようです。ウィルスによる感染症が流行ってくると、感染した人やワクチンなどで、それに対する免疫を持つ人が増えてきます。そうするとウィルス側にも対抗措置として、変異したものが出て来て、免疫を逃れようとするわけです。するとまたそれに対するワクチンが開発されるーーーまあイタチゴッコが始まるのですね。
このような事例を見ると、こんな小さなウィルスにも、何か意思のようなものを感じてしまいます。
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