筋肉の二つの種類
2023/09/03
一口に筋肉と言っても、その使い道(得意分野)によって二つに分けられるのです。それは瞬発力と持久力です。この2種類の筋肉のつき方がどうなっているかは遺伝子によって決まっているのです。
瞬発力に優れた人は、100m走などの短距離向き、持久力に優れた人はマラソンなどの長距離向きと言えるでしょう。だから100m走で金メダルを取った人がマラソンでもメダルを取るような事はありえないわけです。
さて、瞬発力に優れた筋肉は収縮が速いので速筋と言われ、持久力に優れた筋肉は収縮が遅いので遅筋と言われています。またぱっと見、速筋は白っぽいので白筋、遅筋は赤っぽいので赤筋とも呼ばれます。また最近の研究では、この中間型があることも分かってきました。
速筋と遅筋には大きな違いがあります。それはエネルギーを生み出すミトコンドリアが各細胞にはあるのですが、遅筋にはこのミトコンドリアが大変多いということなのです。ミトコンドリアは血液から酸素を取り込んでエネルギーを生み出すのですから、有酸素運動が、この遅筋を動かすにはとても有効と言えるでしょう。
ちなみにオリンピックなどの100m競争では、走者は呼吸をせず、無酸素運動をしているようです。
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