便は健康のバロメーター
2023/10/16
私たちの身体は飲食物を口から入れ、食道から胃、そして小腸と大腸を通り、この間に消化と栄養分の吸収をして、残ったものを便として排出します。この過程が順調にいっていれば、一応健康の目安にはなるわけです。
ただし便にはいろいろな状態があり、それによって健康度や病気の有無を判断することができます。
便の色は普通茶色ですが、これは肝臓でつくられた胆汁という消化液の色なのです。胆汁はもともとは黄色ですが、大腸の中を通っていく過程で茶色っぽく変化します。だから便の色は胆汁の色ですから、何らかの理由で胆管が詰まると、胆汁が食べ物と混じらないため、便の色は白っぽくなります。
また便に血液が混じると、便の色が赤くなったり黒くなったりします。肛門に近い部分の出血や痔などになると、便は真っ赤になります。逆に、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など、消化管の上流で出血した場合は便の色は黒くなります。
また飲む薬で便の色は影響を受けます。検査のためバリウムを飲むと便は白っぽくなるし、貧血の治療で鉄剤を飲むと、便の色は黒くなります。
----------------------------------------------------------------------
気功サロン
〒
160-0004
住所:
東京都新宿区四谷2-3-6 パルム四谷1002
電話番号 :
080-6584-4965
----------------------------------------------------------------------