抗菌剤もほどほどに・・・
2023/10/24
現在、世界の主要国、欧米や日本などでの死因で多いのが心臓病やがんです。でも今から100年も前は細菌やウイルスによる感染症が第1位を占めていました。それもずっと以前からです。
1928年、イギリスのフレミングはアオカビから、細菌を殺すペニシリンを発明したのです。これは医学界で20世紀最大の発明と言われているのです。これにより感染症による死者は劇減したわけです。その後もストレプトマイシンが発明され、当時死の病と言われていた肺結核に絶大な効果を発揮し、多くの患者の命を救ってきました。
私は健康を考えた時、どんな良いものでもバランスが大切であり、「ほどほど」が良いと思ってきました。これら抗生剤に関しても、それは言えるのではないでしょうか。
抗生剤を投与することで、多くの感染症の患者の命を救ってきたのは事実ですが、1940年頃から、薬剤に対する耐性菌が次々と見つかってきたのです。
昨今の新型コロナウイルスによる感染症でもそうですが、あるワクチンに対して、それに対抗する変異株ができてしまうのです。だから、ちょっとした風邪に対して、すぐ抗生剤を使うのは危険なのです。その細菌が薬剤に耐性してしまうし、また抗生剤は体に良い常在菌も殺す可能性があるからです。
また抗生剤を服用する時は慎重でなければなりません。医者の指示どおりに服用することが必要です。飲みきらないで途中でやめると、細菌が生き残ってしまい、その抗生剤に慣れてしまって耐性化する恐れがあるからです。
またアルコールと一緒に飲むと、それぞれの働きを妨げてしまうので注意しましょう。
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