背骨は健康と気功の屋台骨
2023/11/16
私たち人間は、他の哺乳類はもちろん、爬虫類や鳥類、魚類などを含めた脊椎動物の一種です。
背骨は体を支える屋台骨であり、また身体の中心的存在と言ってもいいでしょう。だからここに歪みなど問題があると健康を損ねてしまうわけです。また健康面だけでなく、気功の分野においても背骨は重要な要素でもあるのです。背骨が硬かったり歪みがあると、気の通りがスムーズではなくなるからです。
さて、背骨は椎体という小さな骨のつながりで、椎体と椎体の間には椎間板という軟骨組織があり、この構造のお陰で、私たちは柔軟に背中を動かすことができるわけです。
背骨は首のあたりが頸椎、背中のあたりが胸椎、腰のあたりが腰椎とそれぞれ名前が付けられていて、椎体の数は頸椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個の合計24個の椎体で構成されています。
背骨は正面から見たら1ミリも狂わず、真っすぐなのが理想ですが、横から見ると、S字カーブを描くのが理想なのです。このカーブをアーチと言って、人類が二足歩行を始めた結果、このようなアーチ構造になったのです。それは進化の結果でもあるのです。
人間の頭は重い(約5キロもある)ので、それを肩の上に乗せた時、その重さを分散するのにアーチ構造は適していたのです。このことは世の中の構造物を見れば明らかです。ゴールデンゲートブリッジなどの大きな橋や鉄橋、トンネルなどみなアーチ構造になっています。
このアーチがうまくできていないと体に支障が出てくるのです。頸椎のあたりが真っすぐなストレートネックの人は肩が凝りやすいですし、足の土踏まずのアーチが浅い人は、歩くと疲れやすくなってしまうのです。
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