西洋医学と東洋医学の違い④ーーー奥行きと間口
2024/03/27
皆様方が病気になり病院を訪れた時、いろいろな科に分かれていることに気づくはずです。精神科や神経内科、心療内科などから始まって、内科、外科、消化器科、呼吸器科、循環器科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、整形外科、形成外科などさまざまです。
これだけ分かれているということは、その分野で専門化しているわけで、奥行きが深くなっているとも言えるわけです。しかし身体というのはつながっているわけで、あまりにも細分化してくると色々不具合が生じるのではないでしょうか。
たとえば呼吸において空気の流れは、鼻から入って喉へ、そして気管支から肺へとつながっています。そして喉から上は耳鼻咽喉科の範囲、その下は呼吸器科の範囲となっていますが、呼吸器科で出された薬で喉を傷めることもあるのではないでしょうか。
一方、東洋医学の治療法はどうかというと、もっとおおざっぱなように感じます。東洋医学の診断のポイントは「証」で見るということです。証とは病気が身体に現れる容体のことで、その容体により、どこに病気の原因があるかを推定し、そこにアプローチしていくわけです。西洋医学と比べて奥行きは浅いですが、間口は広いということが言えるでしょう。
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