気功の静功（瞑想）は変性意識状態への訓練

　心理学では変性意識状態という言葉が使われることがあります。これは半覚醒状態とも言われ、意識と無意識の間の特別な心理状態とも言えます。

　完全に頭が冴えている状態や逆に眠ってしまっている状態ではなくて、心はリラックスして少しぼうっとしている状態とも言えるでしょう、

　またある状態をイメージすることで、変性意識状態に近づくこともできると言われています。気功に関して言えば、この変性意識状態は、生命エネルギーである氣が身体中をめぐっている状態でもあります。気功的にはアルファ―派が出ている状態とも言えるでしょう。

　この状態は脳や身体を休め、潜在能力に働きかけ、良いアイデアや、長年苦しめてきたことの解決策が突然浮かぶこともあると言います。

　気功はこの状態へ私たちを導く手軽な方法と言えるでしょう。