気功と超能力の関係

　気功では超能力のことを特異功能と呼んでいます。このような言い方があるということは、気功を鍛錬した人（気功師）の中には、特別な能力を獲得した人がいた、ということではないでしょうか。もちろんすべての気功師が超能力者になるわけではありませんが、中には特異功能を発揮した人がいたのでしょう。

　私は、昔の人（まだ文明化されてない時代の人）の中には、超能力を発揮した人がいたのではないかと思っています。昔も魚を取ったり、野菜や木の実を採取していたわけで、生活のために明日の天気はとても重要な情報だったはずです。それを風の向きや強さ、雲や月の様子、虫や鳥の鳴き声などで、かなり正確に明日の天気を予想していたのではないでしょうか。

　現代は人工衛星などのテクノロジーが発達したため、明日や明後日の天気はかなり正確に予想できますが、逆に言うと、本来私たちが持っていた潜在能力を使う必要がなくなったため、これらの能力が衰えてしまったのかもしれません。

　氣は生命の素になるエネルギーですので、この氣を体中にめぐらすことで、隠れていた能力（潜在能力）が開花する可能性もあるでしょう。

　気功サロンの講座の目的は、誰でも「手当て」という部分外気功ができるようにすることですが、これは超能力ではありません。ただ、気功の練習をすることで、特異功能が開発される余地はあるのです。