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ヒトが他の近縁の動物と違うところ

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ヒトが他の近縁の動物と違うところ

ヒトが他の近縁の動物と違うところ

2024/10/18

 肉体的にみて、人類が他の動物(哺乳類などの近縁の動物)と違うところはいくつかあります。それをいくつか取り上げて考えていきましょう。

 まず、ヒトの最大の特徴は言葉をしゃべるということではないでしょうか。犬や猫、ライオンなどでも声を出すことはできますが、それは何種類かの吠え声で、言葉ではありません。ヒトが言葉をしゃべれるようになった要因はいくつかあります。

 声は喉頭にある声帯を通過する空気が振動させることで出ます。そしてヒトの特徴として、口の中に空間を確保し、また舌をうまく使うことで空気の振動を共鳴させることで、いろいろな音をつくりだすことができるのです。

 ヒト以外の動物は、喉頭を通過する空気のほとんどは鼻に向かってしまうので、口の中で共鳴できないのです。だから言葉にはならないわけですね。

 ただ、ヒトが言葉をしゃべるという特徴を得たかわりに、失ったものもあるのです。それは誤嚥の危険性が出てきたという点です。ヒトの場合、空気と飲食物の通りが口から喉にかけて一緒になってしまったのです。それで誤嚥のリスクが出てきたわけです。

 誤嚥とは、本来食道に入るべき飲食物が、誤って気道に入り込んでしまうことです。誤嚥性肺炎は高齢者の死因の常に上位を占めています。

 実は私たちの身体は、誤嚥を防ぐシステムがあるのです。咽頭の奥にある咽頭蓋と喉頭にある喉頭蓋の働きにより、飲食物が気管に入らないようになっているのです。しかし歳をとることで、このシステムに不具合が生じ、誤嚥してしまうことが起こるわけです。

 ヒト以外の近縁の動物は、鼻からの空気の流れと口からの飲食物の流れが別々になっているので、このようなv誤嚥の症状は起きないわけです。

 まあ、誤嚥の危険性はあっても人類が言葉を得た背景には、このような事情があるのですね。

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