ヒトが他の近縁の動物と違うところ(2)
2024/10/24
ヒトは500万年とか600万年前(諸説あります)、チンパンジーから分かれて進化してきた、と言われています。近縁のサルやゴリラ、チンパンジー、オランウータンなどは、お互いみな似た者どうしという感じがありますが、ヒトはだいぶ違っています。
ヒトの特徴として前回は「言葉をしゃべる」ことを書きましたが、ヒトが他の近縁の動物と大きく違う点がもう一つあります。それは直立二足歩行を始めたことです。この点が、この後、人類が大きく進化したエポック的出来事になったと私は思っています。
直立二足歩行をすることで、両手が歩くことから解放されました。そしていろいろな道具を作り、絵を描き、楽器を演奏するようになったわけです。実は脳と手指の神経のつながりはとても大きいのです。だから手や指を使うことで脳は大きくなり、いろいろな能力を人類は獲得したのです。
ただし大きく重い脳を肩の上にのせることになったため、背骨に負担がかかるようになり、肩こりや腰痛など現代人特有の疾患が増えてきたのです。これらは他の動物にはあまり見られない特徴です。
これらのマイナス部分はあるとしても、ヒトが二本足で立つことになったことで、ヒトの脳が大きくなり、これ以降の人類の進化に貢献したことは事実でしょう。
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