血圧には一喜一憂しない
2024/12/18
年齢が高くなると、自然に血圧も高くなります。これは血管の柔軟性に関係があるのです。若い時は血管に柔軟性があるのですが、歳とるにつれて血管は固くなってきます。もちろん個人差はありますが、これも老化現象の一つですね。
血管が固くなることは動脈硬化と言われていますが、動脈硬化になると血管壁が厚くなり、従って血管が狭くなってしまうのです。すると強い力で血液を押し出さなければならず、結果として血圧は上がることになります。高血圧は脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気の引き金になるので注意しなければなりません。
さて、血圧は年齢とともに高くなりますが、測る時の状況で大きく変化するのも事実です。その時の心理状態に大きく依存してしまうからです。
血圧は自律神経でコントロールされています。朝起きると、血圧は高くなります。これは身体が仕事モードになるよう、自律神経の交感神経が優位になることで血圧を上げているのです。逆に夜寝るころになると血圧は下がります。これは身体をお休みモードにするため、自律神経の副交感神経が働いて血圧を下げるからです。
その他、心の状態でも血圧は大きく変化します。かっーと怒ったり、興奮したりすると血圧は上がります。こんな時は深呼吸すると良いでしょう。吐く息を長くすることで自律神経の副交感神経を優位にし、血圧を下げるよう働くのです。血圧はその時の心理状態で大きく変化しますので、一喜一憂しないことが大事です。
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