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中国医学の五臓になぜ膵臓は入っていないのか

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中国医学の五臓になぜ膵臓は入っていないのか

中国医学の五臓になぜ膵臓は入っていないのか

2026/01/08

 よく五臓六腑などと言いますが、中国医学での五臓が心臓、肺臓、肝臓、腎臓、脾臓です。ここに膵臓は入っていません。六腑のほうにも入っていないので、膵臓は消えてしまったのでしょうか。五臓には膵臓ではなく脾臓が入っていますが、この脾臓と膵臓の関係はどうなっているのでしょうか。私はずっと疑問に思っていました。

 これにはいろいろな理由があるようです。なかには、脾と膵を単に間違えた、というような解説もあるようで、はっきりした理由(原因)はないようです。ただ、いくつかの理由がありますので、書いてみますね。

 まず、五臓六腑は西洋医学のような区別ではなく、機能での区別のようです。五臓は生命維持の基本的なシステムであり、六腑は実際の飲食物の消化や吸収を司るものだということです。このように解説されても、なにか腑に落ちない部分がありますね。

 皆様、脾臓とは人体の中で、どの位置にあるのでしょうか。脾臓? あまり聞かない臓器ですよね。「私は脾臓がんになった」とか「脾臓の病気で苦しんでいる」というような話はあまり聞きません。だから、脾臓についてその働きや位置を医者でもなければ、詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。

 五臓の一つである脾臓の働きは、中国医学では胃とともに消化や吸収を司っていると解釈されています。しかし西洋医学では、脾臓は古くなった赤血球を壊したり。免疫に関与する臓器とされています。全然違うのですね。消化とは全く関係ないのです。また脾臓の位置は胃のすぐ左側、脇にあります。だから中国医学では人体を解剖した時、胃のすぐとなりの臓器なので、胃と同じような働きをしていると解釈したのでしょう。

 消化ということを考えれば、それは脾臓ではなく膵臓と言ったほうが適切ではないでしょうか。なぜなら膵臓は膵液という消化液を分泌しているからです。他には、血糖値をコントロールするためのホルモン(グルカゴンやインシュリン)を産生している大切な臓器です。この観点から言えば、脾臓ではなく膵臓ではないか、という意見があるのも事実です。

 しかし、どういうわけか膵臓は五臓六腑の中から消えてしまったのです。膵臓はなぜ消えたのか? 私は次のような解釈ができると考えています。膵臓は胃の裏側にある、たらこのような形をした臓器で、黄色っぽい脂肪の塊のような形状をしています。昔の人が人体を解剖した時、胃の裏側で身体の奥にあるため、分かりにくかったということと、単なる脂肪の塊というように見たのかも知れません。事実膵臓は解剖したまま放っておくと、自らの膵液で自己融解してしまうそうです。

 臓器の働きという点から見れば、脾臓よりも膵臓が適切ですが、中国医学での五臓は脾臓となっていますので、気功を教えている私の立場としては、脾臓が正解と言うしかありません。ちょっと苦しい立場ですが、生徒さんには授業で上記のような説明をしています。

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