ちょうどよいが健康の基本
2026/03/10
私たちの健康という問題に限らず、何事においてもバランスが大切だと私は思っています。血液検査などでの数値がありますが、健康にとってこれは高すぎても低すぎてもよくない、ちょうどよい加減が大切なのではないでしょうか。
たとえば血圧ーーー高いと動脈硬化による脳卒中や心筋梗塞など、死に直結する病気のリスクが高まります。しかし血圧は低すぎても危険なのです。脳は大量の血液を必要としています。血圧が低すぎると、脳への血流が滞り、脳の機能が一時的に失われ、立っていることもできなくなります。失神してしまうこともあるのです。
血糖値もそうです。血糖値とは血液中の赤血球がどれぐらい多くの糖を含んでいるかという数値ですが、これも高すぎても低すぎても問題なのです。血糖値が高いと糖尿病と言われ、現在の日本ではこの病気が強く疑われる人が1100万人にもなり、社会問題にもなっています。
血糖値が高いと血管を障害し、神経や免疫力の低下につながります。重篤になると三大合併症を発症する恐ろしい病気です。三大合併症とは失明を伴う網膜症、脚の切断のリスクのある脚の神経障害、そして人工透析が必要な腎臓病です。だから血糖値は高くなりすぎないようにコントロールしなければなりません。
しかし、血糖値は低すぎても問題なのです。脳活動のエネルギーはブドウ糖だけですので、血液中の糖分が少なくなりすぎると、脳の働きが低下してしまうのです。ひどい時は意識障害を起こしてしまいます。
私たちの体温もそうです。私たちは普通36度3分ぐらいの体温を維持しています。風邪をひくと熱がでますが、これは体温を上げて、ウイルスと闘う状態にもっていく生体の反応です。私たちの免疫機能は体温がある程度高い状態で活性化するのです。しかし40度ぐらいの高熱が続くと脳症を起こして大変危険な状態となります。
また常に体温が低すぎる状態では血流が滞り、免疫機能が低下するので、さまざまな病気にかかりやすくなるのです。
体内の水分もそうです。大人の身体は約60%が水だと言われていますが、水分が足りないと脱水症状を起こし、生命の危険に見舞われます。しかし水分が多すぎると、余分な水分をおしっことして出したくなり、ちょうどよい状態をキープしているのです。
体内の塩分もそうです。塩分が少なすぎると元気がなくなりますが、多すぎると、それを薄めるために血液量が増えて高血圧になってしまい、腎臓病のリスクを背負うことになります。
健康のためには運動が重要だと誰でも思っています。運動は心肺機能を高めるだけでなく、筋肉の保持の他、脳にも良いので認知症予防になるのです。しかしやりすぎるとマイナス面が出てきます。膝などの関節や筋肉を傷める場合があるのです。やはり年齢に応じた適度な運動というものがあるのでしょう。
睡眠も健康にとってとても大切なアイテムです。睡眠不足は健康を維持するのに大きなリスクを抱えることになりますが、寝すぎも健康的とは言えないようです。以前、3万人を対象にした調査では、1日7時間睡眠が最も健康的だという結果が出ています。10時間も寝ると良くないのですね。もちろん運動や睡眠の程度は個人差がありますので、ここでは一般論として考えています。
このように見てきますと、数値は高すぎても低すぎても、多すぎても少なすぎても健康には良くないわけです。東洋医学には陰陽の概念があります。すべてのものを陰と陽に分ける二元論ですが、この陰と陽のバランスをとることが何よりも大事だと説いています。健康にとっては、ちょうどよいのがちょうどよい、なによりもバランスが大切ということなのでしょう。
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