病気の原因には色々あります。

不適切な食べ物やアルコールの飲み過ぎ、タバコ、大気汚染、紫外線、睡眠や運動の不足などなど。

その他、ストレスや遺伝的要因、ウィルスや細菌による感染も考えられます。

これらは現代医学で証明されているものですが、それ以外に、霊障や憑依といったものを挙げる人がいます。

 

霊障とは、供養されてない先祖や水子、未成仏の霊などによって病気が引き起こされることだし、

低級な浮遊霊に取りつかれて体調が悪くなる憑依といったものもあると言うのです。

また、前世のカルマということも考えなければなりません。

 

もし今の時点で誰かから、「霊障や憑依はあるのか？」と聞かれたら私はどう答えるのだろうか？

たぶん「わかりません」と答えるしかないと思います。

なぜなら、このあたりは科学的に何ら解明されていないからです。

科学的に解明されてないものは、「ない」と断定することはできません。

あるかもしれないし、ないかもしれない、という曖昧な答えになってしまうのです。

 

霊障とか憑依があるという前提として、死後の世界や魂の存在、輪廻転生を認めなければなりません。

私は自分の世界観、宇宙観として、死後の世界や輪廻転生は信じております。

だからと言って、霊障や憑依があると断定もできません。

ここいらへんは科学的な解明を待たざるをえませんが、この段階で断定ほど危険なことはないと私は思っています。

怪しげな心霊治療家に騙されないよう注意しなければなりません。