東京の四ツ谷にある気功サロンでは、気功師養成講座の中の「基礎講座」で採気法を教えています。

採気とは、体の中の気が不足している状態（かったるいとかやる気が出ないなど）の時、外から気を頂くことです。

採気のやり方にはいくつかあり、植物から気を頂く方法、太陽からの方法、大地からの方法などがあります。

ここでは、太陽から気を頂く方法をご紹介します。

太陽からの採気のやり方には、三吐納法と棒気貫頂法という二つのやり方があります。

どちらも最終的にはへそ下の下丹田に採気した気を収めるのですが、そのルートとイメージが異なります。

三吐納法は、両手の平を太陽に向けて、太陽のギラギラしたイメージとともに、手のひらの労宮というツボから吸気とともに気を吸い込みます。

吸い込んだ気は胸の中央にあるツボ（だんちゅう）まで持ってきます。

それから息を吐きながら、下丹田に収めます。

棒気貫頂法は、頭のてっぺんの百会というツボから、太陽そのものを両手でつかまえるイメージで吸気とともにだんちゅうまで気を持ってきます。

あとは三吐納法と同じで、息を吐きながら下丹田まで収めるのです。

どちらも３分位かけて３回やると良いでしょう。