今まで、植物や太陽、大地からの採気のやり方をお話ししてきました。

採気とは、この宇宙に存在している無限のエネルギーである気を頂くことです。

さて、採気したと言っても、それが本当にできたのかどうか、どう確かめたらいいのでしょう。

その確認の簡単な方法がありますのでお伝えしますね。

まず、植物や太陽から頂いた気は下腹の下丹田に収めますよね。

今度は、採気とは逆のルートを通り、下丹田から胸の中心のだんちゅうへ、そして両手のひらへ気を戻して行くのです。

もちろんこの時、気が移動するイメージと、それを助ける呼吸（この場合は吐く）を使います。

そして両手に集まった気で、気のボールを作っていくのです。（気のボールの作り方は以前このコーナーでお話ししています）。

短時間でうまく気のボールができたら、採気は成功していたと判断されるわけです。

とても簡単で、しかも気のボールを作ることは気功の良い訓練になりますので、皆様やってみて下さい。